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「ふだんの くらしを しあわせに」

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〒928-0001 石川県輪島市河井町13部120番地1

令和6年能登半島地震 活動支援金について

 

輪島市社協令和6年能登半島地震 輪島市災害ボランティア活動支援金募集
ご協力のお願い

輪島市社会福祉協議会では、令和6年元旦に発生した地震災害における輪島市の被災者の支援、災害ボランティア支援、被災者支援活動等を行うために「支援金」の募集を始めました。

「支援金」は、支援活動に必要な物資・資源・資材・人材の調達など、臨機応変な支援を行うことができる資金であり、現在、本会が最も必要としている重要な資金の一つになります。

被災した方々が一日でも早く日常を取り戻せるようにするため、皆様のご協力をお願い申し上げます。

輪島市における被害について

輪島市では、令和6111610分に発生した地震により、226日現在、死者数102人、
重傷者
213名、軽症者303名が報告されています。また、現在も9名の安否が確認されておりません。建物の被害も全体の27.7%が全壊、53%が半壊以上(全壊5,591棟、大規模半壊870棟、中規模半壊1,093棟、半壊2,980棟、準半壊2,365棟、一部破損7,211)になっており、建物が倒壊し家に住めなくなった世帯や大規模な修繕が必要な世帯が多くあります。これは、被害の大きかった石川県内の中でも最も多い被害件数となります。

現在(226日現在)、市内には79ヶ所の避難所がある他、市民の25%が市外に避難している(1.5次避難[1]897名、2次避難[2]4,819)状況となっています。加えて、被害を受けた自宅で眠れず車中泊をしている人や親戚宅に避難している人も未だ多くいる状況です。

輪島市の2月の平均気温は、日中でも7.0℃で、夜間から朝方は0℃まで低下します。一日中寒い状況のなか、時折強い風も吹く中で、壁やガラスが壊れた自宅や車の中、避難所で過ごしても身体は十分に休まりません。

また、およそ7,300世帯で断水が続いており、復旧した約4,000世帯でも、家屋の水道管の破損等で蛇口から水が出ない世帯も多くあります。そのため入浴や洗濯をしに市外へ出かけていくこともありますが、道路は崩落等により通行できない箇所があり、迂回を余儀なくされ、通行できる箇所でも部分的な段差、道路幅が狭い箇所等があり、以前の倍以上の時間がかかる状況です。発災から2カ月以上たった今も、地震前のような日常生活を送ることは非常に困難な状況が続いています。


[1] 介護が必要な方や障害をお持ちの方など、ホテル・旅館等での生活に不安のある方が、高齢者施設等へ避難すること。

[2] 県内・近隣県のホテルや旅館等(2次避難所)に避難すること。

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なぜ、社会福祉協議会が支援活動を行うのか

社会福祉協議会は、支援のない場所や危機のある場所に駆けつけ、子どもからシニア層までの生活課題を解決する、約70年の歴史をもつ民間総合福祉団体です。私たちは地域社会を良くするために、長年の行政との連携の経験、民間団体としての柔軟性の両方の特性を活かし、地域福祉課題の解決に向き合ってきました。
また、今回のような大きい災害が起こった場合、私たちは「災害ボランティアセンター」を立ち上げ、全国各地からボランティアをい受け入れながら、被災した方々の日常復帰の支援を行います。
災害ボランティアセンターでは、全国の約1,800ある社会福祉協議会の約14万人いる職員の中から、東日本大震災や熊本地震をはじめ、各地で起こった災害に関わってきた災害のプロフェッショナルとも呼べる専門家を招集し、災害の被害を受けた家屋の清掃や片付け、食糧支援、住居支援、資金支援、災害弱者の安否確認などを迅速に行いつつ、支援が必要な被災者が安心して生活を送れるように継続的に支援を行います。

支援活動の主な内容と支援金の使い道

輪島市社会福祉協議会では、まず、「災害たすけあいセンター(災害ボランティアセンター)」を立ち上げ、被災者の自宅をまわってニーズ把握調査を行います。次に、各地から集まる災害ボランティアを受け入れて、被災した世帯に派遣し、家屋等の片付けや家財の搬出などを始めとした支援活動を行います。そのための資機材などを購入し、それらを災害ボランティアが持って、各世帯の支援に入ります。

また、被災した高齢者や障がい者等が、孤独・孤立状況に置かれ、災害関連死や被災後の二次被害などが起こることを防ぐため、地域での相談所開設やサロン活動等の支援を行う予定です。

<支援金の使い道>

@災害ボランティアセンター活動費

l  ボランティアを現地までの送迎に使用する車両にかかる経費

l  被災状況のニーズの把握のための調査活動費

l  災害ボランティアが伺って被災者の自宅の片付けや清掃等の支援活動を行うために必要な資材の購入及び保管に関する経費

l  災害ボランティアセンター運営にかかるスタッフの経費  

A地域で暮らす被災者支援活動

l  コミュニティの再生に関する活動

l  被災者の孤独・孤立対策のための相談所開設やサロン活動等の経費

l  子どもや高齢者などの居場所づくり等の経費

l  困窮世帯の食糧支援等に関する費用

※災害ボランティアセンターが閉鎖した後は輪島市社会福祉協議会が行う被災者支援活動等のために活用します。

Q.「支援金」と「義援金」の違いについて
「支援金」は、被災地で活動する福祉団体、NPONGOなどを支援する資金です。被災者を支援する活動、支援物資や食糧の調達など、幅広い支援が行えます。
「義援金」は、被災者に直接届くお見舞金です。すべて被災者に届けられる性質上、被災者を支援する活動、支援物資、食糧支援などには使われません。また、被災者の手元に届くまで時間がかる性質もあります

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